URC鎌田さん、サロマンブルー達成!

 

2016サロマ湖100キロウルトラマラソン

 

 

 

20166261729分、雨の降り続ける北海道常呂町のゴール手前で、本当はH澤さんのために用意されていた花束を私が代わりに受け取り、静かにゴール。サロマ湖100キロウルトラマラソンに14回参加し、10回目の完走となりました。

 

私が100キロマラソンというものがあることを知ったのは、今から17年前、ジョギングを始めたばかりのころ、昨年亡くなったスポーツライター夜久弘さんの「ウルトラマラソンへの道」というエッセイを読んだ時です。すごい世界があるものだなと思いましたが、その時は自分には全く関係ないと思っていました。しかし、夜久さんにあこがれ、いつしか夜久さんの後を追いかけていたのです。

 

今回のサロマは、自分が経験してきた中で一番寒く、雨が体温をうばいスピードが落ちてくればくるほど寒さは増すばかりの展開でした。大会前は練習も積め、かつ非常に調子も良かったのですが、100キロマラソンはやはり甘くはありません。なんども夜久さんに「完走させて」とお願いしました。90キロまではゆっくりながらも歩かず、走り続けてきましたが、それ以降はなんども歩きを入れふらふらです。オホーツク海から風が吹き付け、手袋を忘れたことを心底後悔しました。おなかも痛くなり、なんどもトイレに行きましたが、最後の2キロは気力を絞って、走り切りました。

 

17年前からジョギングを始めて以降、たくさんのラン仲間・知り合いができ、自分の人生を豊かにしてくれています。まだまだ挑戦は終わっていませんが、一区切りつき、みなさまにお礼と感謝を申し上げます。

 

 

 

鎌田